鑑賞– appreciation –
一首鑑賞、テーマ別短歌の紹介など、短歌一首一首を取り上げます。
-
鑑賞
人生の歌 #157
〈崩れたる本が網戸を破りたり硝子を割らなくてよかつた〉(真中朋久『重力』) -
鑑賞
人生の歌 #156
〈一億のなかの一人の心さえ見えがたくして春の浮雲〉(久々湊盈子『あらばしり』) -
鑑賞
人生の歌 #155
〈そんなこと気にしなくてもいいですよ星もいつかは壊れますから〉(東直子『春原さんのリコーダー』) -
鑑賞
人生の歌 #154
〈塩辛で独酌をせり人生は足し算であり引き算である〉(高野公彦『渾円球』) -
鑑賞
人生の歌 #153
〈紙を裂くやうにこころは破けねば今日の悲しみ折りたたみゆく〉(栗木京子『夏のうしろ』) -
鑑賞
7月の短歌
「7月」に関わる短歌をピックアップしてみました。 -
鑑賞
無数の歌 #28
〈街中に出でて思へば今ごろは人在らぬ無数の家の空間〉(花山多佳子『空合』) -
鑑賞
手品の歌 #20
〈めづらしく遅れずまはる回覧板 秋の祭りの手品師募集〉(日置俊次『ノートル・ダムの椅子』) -
鑑賞
ラーメンの歌 #22
〈自粛生活五十日目の寂しさはカップヌードルに金粉降らす〉(笹公人『終楽章』) -
鑑賞
人生の歌 #152
〈自らを抱き締めるとき余りたる腕のながさよ右と左と〉(阿部久美『ゆき、泥の舟にふる』) -
鑑賞
人生の歌 #151
〈なぜ死んだと問へばなぜ生きてゐるんですかと君の声する〉(川野里子『ウォーターリリー』) -
鑑賞
人生の歌 #150
〈川に沿う物干し台に生き方は甲乙丙もなく揺られおり〉(小高賢『秋の茱萸坂』)