2023年– date –

〈怒鳴られたあとも天一の日はラーメン食べて笑顔でいる人〉（上坂あゆ美『老人ホームで死ぬほどモテたい』）

〈つけ麺と油そばとの違い図に記すあなたの頰を張りたい〉（小坂井大輔『平和園に帰ろうよ』）

歌人が毎日短歌一首と短文を掲載するという形式の連載「短歌日記」をウェブサイトで公開し、連載終了後に「短歌日記シリーズ」として刊行している出版社は何？

天皇陛下が出題する詩歌のお題を指す言葉で、特に年頭に行われる宮中での「歌会始の儀」の題を指すものといえば何？

1903年10月、金子薫園が結成した結社で、与謝野鉄幹を中心とする「明星」の浪漫的な作風に対して、自然を詠う叙景歌を主張したのは何？

〈〈ラーメン〉と赤地に白く染められた決定的な幟はためく〉（工藤吉生『世界で一番すばらしい俺』）

〈ラーメンを食べて歩める冬の街　豚の脂が歯に巻きつきぬ〉（吉川宏志『石蓮花』）

第1回の大賞受賞作は柴田葵の「母の愛、僕のラブ」。書肆侃侃房が主催する短歌の新人賞で、受賞作品は短歌ムック「ねむらない樹」で発表されるのは何？

俵万智の第三歌集『チョコレート革命』において、「チョコ」という言葉が使われている短歌は集中何首ある？

「それぞれ」「めいめい」「思い思いに」といった意味がある言葉で、短歌結社・竹柏会「心の花」が掲げる理念にも使われているのは何？

〈自転車のカゴを理想のかたちへと押し戻してるときに轢かれた〉（小坂井大輔『平和園に帰ろうよ』）

〈それぞれの記憶を混ぜて傘立ての水受けはなに映し出すかな〉（佐佐木定綱『月を食う』）