短歌クイズ Q.375

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短歌クイズ
問題 – Question

本名は比加兒。1978年に「第一歌集『バルサの翼』を刊行して以降現代短歌の第一線で活躍している歌人で、2022年第十一歌集『サーベルと燕』で第45回現代短歌大賞および第38回詩歌文学館賞を受賞したのは誰?

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解答 – Answer

 小池光

解説

小池ひかるは1947年(昭和22年)生まれの歌人で、1978年(昭和53年)に刊行した第一歌集『バルサの翼』(第23回現代歌人協会賞受賞)で注目されました。

以降、現代短歌には欠かせない存在となり、多くの歌集また評論・エッセイを刊行・発表しています。2022年(令和4年)には第十一歌集『サーベルと燕』で第45回現代短歌大賞および第38回詩歌文学館賞を受賞しています。

短歌総合誌「短歌研究」2023年8月号では、「ここまでやるか。小池光研究」と題して、花笠海月・山下翔・寺井龍哉の責任編集による小池光の特集が組まれています。3回連続掲載の第1回であり、2023年10月号まで続きます。

おもしろい歌40首、鋭い歌40首に始まり、山下翔、大辻隆弘、藤原龍一郎による寄稿、堂園昌彦による歌集解説という内容です。

この特集の選歌にも表れていますが、小池光の歌はおもしろさと鋭さが際立っていると思います。事象を丁寧に的確に見つめ、そこから本質をあぶりだす詠い方には、自ずとおもしろさと鋭さが表出されてくるのでしょう。

過去作品も、そして今後の作品もますます注目の歌人です。

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