短歌クイズ Q.324

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短歌クイズ
問題 – Question

花の茎や枝がしなやかに美しいところから「しなふ」に、また色が変わりやすく散りやすいところから「うつる」に掛かる枕詞は何?

 A. 秋草の

 B. 秋萩の

 C. 青柳の

 D. 葛の葉の

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解答 – Answer

 B. 秋萩の

解説

秋萩あきはぎは、萩の花の茎や枝がしなやかに美しいところから「しなふ」に掛かり、また萩の花の色が変わりやすく散りやすいところから「うつる」に掛かる枕詞です。

「秋萩の」を詠んだ歌

ゆくりなく今も見が秋萩あきはぎのしなひにあらむいもが姿を (『万葉集』巻十・二二八四)

吹きまよふ野風をさむみ秋はきのうつりも行くか人の心の (雲林院うりんいんのみこ『古今和歌集』恋五・七八一)

秋萩
秋萩

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