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〈丁寧に落ち葉を吸っていく機械が曲線の多いフォルムをしていた〉（鈴木ちはね『予言』）

〈水引を指でなぞれば曲線の果てにとつぜん取り残されて〉（櫻井朋子『ねむりたりない』）

〈使い捨てコンタクトレンズひからびて記憶のカーブをぐんにゃり描く〉（俵万智『チョコレート革命』）

〈まっすぐな道を見るとき直線を腸からのどのあたりに感ず〉（雪舟えま『はーはー姫が彼女の王子たちに出逢うまで』）

〈曲線どれもがあざやかになる春先の曲線として妻を見てゐる〉（荻原裕幸『リリカル・アンドロイド』）

〈さびしさを知る直線と曲線が交差しながら明けてゆく空〉（松村正直『駅へ』）

〈よりどなく生くるといへど日が差せば冬あたたかきひかり身に浴ぶ〉（坂出裕子『日高川水遊』）

〈ひとつぶの雨落つるまへに傘さして去り行くひとのうしろ影あり〉（沢田英史『異客』）

〈人生をある朝とつぜん理解するブロッコリーが嫌ひだつたと〉（沢田英史『異客』）

次の歌の【 ① 】に入る言葉は何？　〈【 ① 】まるで空気をみるやうにこちらを向いて思索するのは〉　（沢田英史）

〈この空に数かぎりない星がありその星ごとにまた空がある〉という巻頭歌で始まる、沢田英史の第一歌集は何？

〈傘で電柱を打ちまくっていればそこ一帯はのどかな町です〉（小坂井大輔『平和園に帰ろうよ』）

短歌に興味を持ち始めてしばらくすると、自分でもつくってみたくなります。しかし、どうやって始めればいいのか、あるいは短歌の細かなルールなどが最初のうちはわからないものです。そんなとき、基本からわかりやすく説明してくれる入門書、また読み進めやすい入門書は、これから短歌を始める人にとって最適な一冊となるでしょう。

〈草わかば色鉛筆の赤き粉のちるがいとしく寝て削るなり〉（北原白秋『桐の花』）

短歌って何だろう？　短歌のことを知りたいんだけど、あまり難しいこといわれてもわからないからなあ！？　肩肘はらずに読める短歌の入門書はないかなあ？ 短歌が話題に...

明治の終わりから昭和にかけて生まれた歌人140名の歌が多数収められたアンソロジーです。取り上げられた歌人の時代的な範囲も広く、現代短歌鑑賞の入門書として最適な一冊といえるでしょう。

短歌と一口にいっても、古典和歌から現代短歌までその範囲はとても幅広いものです。どの時代の短歌を読みたいかによって、参考となる書籍も変わってきます。

通常表示リスト表示 Utakatatwitter 短歌を投稿・共有できるサイト。縦書きで表示されるのがうれしい。 うたたねtwitter とみた律が管理する短歌投稿サイト。閲覧数に応...

短歌に関する事柄をクイズ形式でお届けしています。

一首の音韻を母音と子音に分けて調べようとするとき、一文字ずつ母音と子音に分解してアルファベットを書き出していく必要が生じます。その音列を見て、音韻に偏りがあるとかばらばらであるとかを見ていくことになります。

学生短歌会へのリンクです。

短歌を始めたり理解を深めたりするために、講座を受講するのもひとつの方法です。ここでは短歌入門に関する講座を主に紹介しています。

歌人のウェブサイトへのリンクです（五十音順に掲載）。

〈誰ひとりきみの代わりはいないけど上位互換が出回っている〉（宇野なずき『最初からやり直してください』）