2023年– date –

次の歌の【 ① 】に入る言葉は何？　〈まぼろしの鯨が沖にみえるから【 ① 】の声で泣きだすおとこ〉　（正岡豊）

〈夢のすべてが南へかえりおえたころまばたきをする冬の翼よ〉という巻頭歌で始まる、正岡豊の第一歌集は何？

〈柔らかいと思へば曲がるとスプーンをぐにやり曲げたり娘の指先〉（春日いづみ『地球見』）

〈トースター開けたら昨日のトーストが入ったままでゆっくり閉じる〉（島楓果『すべてのものは優しさをもつ』）

2023年で第29回を迎える松山市主催の全国コンテストで、誰か・何かに想いを伝える「五・七・五・七・七の短歌形式の便り」を募集するのは何？

次の歌の【 ① 】に入る言葉は何？　〈橋桁にざぶざぶと水ぶちあたる【 ① 】とし言へるごとくに〉　（大辻隆弘）

〈何なすとなき冬の日を青鈍のひかりにゆがむ河口まで来つ〉という巻頭歌で始まる、大辻隆弘の第八歌集は何？

〈傘を買うのは恥ずかしい　片思いしているような恥ずかしさなり〉（染野太朗『あの日の海』）

2023年で第67回を迎える現代歌人協会賞ですが、これまで2冊同時のダブル受賞となった年は何回ある？

次の歌の【 ① 】に入る言葉は何？　〈北極で【 ① 】を失ふのと同じ　話すことなくて微笑んでゐる〉　（魚村晋太郎）

〈もう二日メールが来ない青鷺をはじめてみたと言つたひとから〉という巻頭歌で始まる、魚村晋太郎の第一歌集は何？

〈カップ麺に湯を入れＰＨＳで蓋をして呼ばれないようまじないをする〉（犬養楓『前線』）