2023年3月– date –
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鑑賞
空白の歌 #6
〈〈予備1〉のロッカー再び空白となり暗闇をしまっておりぬ〉(佐佐木定綱『月を食う』) -
鑑賞
空白の歌 #5
〈陽だまりにとめどない黄よ落葉はまた逢うための空白に降る〉(江戸雪『声を聞きたい』) -
鑑賞
空白の歌 #4
〈樟の木の影も動かず大学にしづかな夏の空白があり〉(永井陽子『モーツァルトの電話帳』) -
鑑賞
空白の歌 #3
〈空白をひとつ潰せば空白はドミノのごとくまた降りてくる〉(田中ましろ『かたすみさがし』) -
クイズ
短歌クイズ Q.279
次の歌の【 ① 】に入る言葉は何? 〈【 ① 】明日がほしくて0時まで君との電話を引き延ばしている〉 (佐佐木定綱) -
クイズ
短歌クイズ Q.278
〈三日目の炊飯ジャーの干飯にお湯を注げば思い出す 君〉という巻頭歌で始まる、佐佐木定綱の第一歌集は何? -
鑑賞
空白の歌 #2
〈さくらからさくらをひいた華やかな空白があるさくらのあとに〉(荻原裕幸『リリカル・アンドロイド』)