2022年11月– date –

〈くちばしを開けてチョコボールを食べる　机をすべってゆく日のひかり〉（永井祐『日本の中でたのしく暮らす』）

次の歌の【 ① 】に入る言葉は何？　〈暗い顔してどうしたんアメリカンドッグを【 ① 】みたいに渡す〉　（岡野大嗣）

〈借りたままの古いゲームのサントラと貸したままのそのカセットのこと〉という巻頭歌で始まる、岡野大嗣の第三歌集は何？

岩で水がとびちる意から「垂水」に掛かる枕詞は何？

〈愛を思えばくわえた薄いチョコ重くなるよねずみが運べないほど〉（雪舟えま『はーはー姫が彼女の王子たちに出逢うまで』）

次の歌の【 ① 】に入る言葉は何？　〈圏外にゐるが嬉しく沢の水汲みては秋の【 ① 】を見る〉　（黒瀬珂瀾）

〈光漏る方へ這ひゆくひとつぶの命を見つむ闇の端より〉という巻頭歌で始まる、黒瀬珂瀾の第四歌集は何？

檜扇（ひおうぎ）の種子が黒く光沢があることから「黒」「夜」「夕」「宵」「髪」などに掛かる枕詞は何？

次の歌の【 ① 】に入る言葉は何？ 〈冬の光　にげまどうスープの具たち　【 ① 】の人だけゆける王国〉　（雪舟えま）

〈鳥肌がかけぬけるだけほんとうのありがとうには相手はいない〉という巻頭歌で始まる、雪舟えまの第二歌集は何？

次の歌の【 ① 】に入る言葉は何？　〈ネクタイをまた締めてゆく秋となり【 ① 】のような銀で挟めり〉　（吉川宏志）

〈みずうみの岸にボートが置かれあり匙のごとくに雪を掬いて〉という巻頭歌で始まる、吉川宏志の第八歌集は何？