チョコレートの歌 #1

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チョコレートの短歌

愛を思えばくわえた薄いチョコ重くなるよねずみが運べないほど
雪舟えま『はーはー姫が彼女の王子たちに出逢うまで』

雪舟えまの第二歌集はーはー姫が彼女の王子たちに出逢うまで(2018年)に収められた一首です。

チョコレートの味ではなく、重さに注目した歌は珍しいのではないでしょうか。

「薄いチョコ」を口にくわえた場面だと思いますが、「愛」を思うとそのチョコの重さが重たくなるというのです。それはどれほど重くなるのかというと「ねずみが運べないほど」重くなるのです。

反対に考えると、「愛」を思う前のチョコレートはねずみが運べるほどの軽さというふうにも捉えられます。非常に薄いチョコレートだったのかもしれません。

愛を思うか思わないかでチョコレートの重さが変わるというところがとても面白く感じますし、またどれほど重くなるかという点が「ねずみが運べないほど」という表現でなされているところに魅力を感じます。

この歌は「♥♥♥♥♥愛しあう王子たち」という章に登場する一首ですが、この章では地球や宇宙といった背景が表れるため、もう少し大きな視点での重力に関係する部分を詠っているのかもしれません。

いずれにしても、愛とチョコレートの関係において「重さ」の変化が詠まれているところに惹かれる一首です。

板チョコ
板チョコ

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