2022年8月– date –

〈麻雀を十時間あまりやりきつて生きる力のもどるをおぼゆ〉（小池光『思川の岸辺』）

次の歌の【 ① 】に入る言葉は何？　〈【 ① 】ちかづくとなぜか暗くなる木立の道よほほゑみてゆかな〉　（坂井修一）

〈いつぴきのわれ四匹の亀を飼ふ　オーディン、トール、フレイヤにロキ〉という巻頭歌で始まる、坂井修一の第七歌集は何？

道の辺の草を枕にして寝る意から「旅」「旅寝」「度」 などに掛かる枕詞は何？

〈日曜の将棋欄にて銀と銀向かいあいおり昨日のままに〉（吉川宏志『青蟬』）

次の歌の【 ① 】に入る言葉は何？　〈【 ① 】ってそんなに偉いやつなのか　駅の奥まで濡らす、煙雨は〉　（千種創一）

〈でもそれが始まりだった。檸檬水、コップは水の鱗をまとい〉という巻頭歌で始まる、千種創一の第二歌集は何？

〈金之助、龍之介とが擦れ違ふ将棋盤にも東洋の秋〉（光森裕樹『鈴を産むひばり』）

次の歌の【 ① 】に入る言葉は何？　 〈【 ① 】一個置くやうにきみに拒まれて空の真青き週末にをり〉　（横山未来子）

〈領したきものとして見つほつほつと沫雪ふれる日の人の素手〉という巻頭歌で始まる、横山未来子の第二歌集は何？

〈いつかブルーシートが波打つ風の日に君と春待つ将棋がしたい〉（堂園昌彦『やがて秋茄子へと到る』）

次の歌の【 ① 】に入る言葉は何？　〈【 ① 】呼吸しているような静けさで傘さしてゆく紫陽花の道〉　（小島なお）