短歌クイズ Q.141

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短歌クイズ
問題 – Question

〈ひた走るわがみち暗ししんしんとこらへかねたるわが道くらし〉という巻頭歌で始まる、斎藤茂吉の第一歌集は何?

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解答 – Answer

 『赤光』

解説

赤光しゃっこうは1913年(大正2年)に出版された、斎藤茂吉の第一歌集です。1905年(明治38年)から1913年(大正2年)までの作品が収められています。

『赤光』は、歌壇だけでなく文壇内外に一大センセーションを巻き起こしました。

師である伊藤左千夫の死の知らせを受けた際の一連「非報来」10首から始まり、「死にたまふ母」「おひろ」など、現在も多くの人々に永く読まれ語られている一連が続きます。

実は『赤光』は途中で大きな変化がありました。1921年(大正10年)、斎藤茂吉は『赤光』の改選版を刊行しました。

初版は大正2年の歌から始まる構成ですが、つまり逆年順に歌が並べられています。しかし、改選版では歌の順番を改め、時系列に並び変えました。また改選版では初版に比べ、歌の数も減っています(改選版760首)。

斎藤茂吉は歌の善し悪し、構成で気にかかるところがあったのでしょう。初版と改選版のどちらを気に入るかは読者に委ねられています。

『赤光』から五首

めんどりら砂あびたれひつそりと剃刀研人かみそりとぎは過ぎ行きにけり

みちのくの母のいのちを一目ひとめ見ん一目みんとぞいそぐなりけれ

死に近き母に添寢そひねのしんしんと遠田とほたのかはづてんきこゆる

のど赤き玄鳥つばくらめふたつ屋梁はりにゐて足乳たらちねの母は死にたまふなり

ゴオガンの自画像みればみちのくに山蚕やまこ殺ししその日おもほゆ

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