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囲碁の歌 #1
〈昼休みに打つわれの碁を岡目らが筋悪の腕づくのと批評す〉(来嶋靖生『笛』) -
囲碁の歌 #2
〈うたたねより覚めたるときにEテレに一局の碁は終はりてゐたり〉(小池光『思川の岸辺』) -
囲碁の歌 #3
〈身の丈に合わない品はかなしむに足る身の丈に合わない品は〉(五島諭『緑の祠』) -
囲碁の歌 #4
〈一本の煙草も吸はず中押しに勝ちきるときにこころ質実〉(小池光『日々の思い出』) -
囲碁の歌 #5
〈先輩は碁を打ちながらメントスを頰ばっていてとても神様〉(柴田葵『母の愛、僕のラブ』) -
囲碁の歌 #6
〈アメリカの碁石は色が変えてあるアメリカ的な理由によって〉(松木秀『5メートルほどの果てしなさ』)
【囲碁の歌】リスト
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