短歌クイズ Q.420

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短歌クイズ
問題 – Question

次の歌の【 ① 】に入る言葉は何?

〈【 ① 】をするように生きれば良いと夢の羊は吾に言いたり〉 (笹本碧)

 A. うたた寝

 B. 風読み

 C. 逆立ち

 D. 編みもの

答えを表示する
解答 – Answer

 D. 編みもの

解説

編みものをするように生きれば良いと夢の羊は吾に言いたり

掲出歌は、笹本碧の第一歌集『ここはたしかに 完全版』の一連「二〇一八年九月~十一月」に収められた一首です。

この一連には、病院で治療を受ける様子が伝わってくる歌が綴られています。その中の一首が掲出歌ですが、「編みものをするように生きれば良い」という喩に深く考えさせられます。

どのように生きていくのか、それはそれぞれが決めることであり、どのように生きてもその人の一生となります。

どう生きればいいか悩んでいたときに「夢の羊」が教えてくれたのが「編みものをするように生きれば良い」ということだったのです。

では「編みものをするように」とは一体どのような生き方なのでしょうか。

人によって捉え方は異なるかもしれませんが、「編みもの」という言葉からゆったりとした、またやわらかい生き方を想像します。

また編みものは糸を縦横に編んでいくことから、単調な生き方ではなく、厚みとふくらみのある生き方をもイメージできるでしょう。簡単に仕上がらない編みものだからこそ、根気強く生きるといった意味合いも含まれているでしょうか。

日々のひとつひとつの出来事は小さくても、それが織り重なることで層のある人生になるよということを、夢の羊は教えてくれているのかもしれません。

作者の闘病生活と完全に切り離して読むことはできない歌ですが、これから先行き詰ったときに、「編みものをするように」生きるということを折に触れて思い出したい一首です。

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