問題 – Question
シリーズ番号1の歌集は木下龍也の『つむじ風、ここにあります』。若手歌人の第一歌集出版を後押しする目的で、2013年に加藤治郎と東直子の監修により始まった、書肆侃侃房が発行する歌集出版シリーズを何という?
A. 現代歌人シリーズ
B. 新鋭短歌シリーズ
C. ユニヴェール
D. 現代短歌クラシックス
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解答 – Answer
B. 新鋭短歌シリーズ
解説
新鋭短歌シリーズは書肆侃侃房が発行する歌集出版シリーズです。若手歌人を対象としていますが、歌集を出したいと考える人が応募ができる点が特徴です。第一期は木下龍也『つむじ風、ここにあります』(シリーズ番号1)から始まりました。
第一期は2013年、第二期は2014年、第三期は2016年、第四期は2018年、第五期は2021年に刊行が始まり、2026年3月現在、第五期まで刊行されています。各期は全12冊ずつで、若手歌人のバリエーション豊かな歌集が揃っているシリーズとなっています。
監修者は各期さまざまで、これまでに加藤治郎、東直子、大塚寅彦、江戸雪、石川美南、光森裕樹、山田航、林和清、内山晶太、黒瀬珂瀾、藤島秀憲、藤原龍一郎が監修しています。
第一期
- 木下龍也『つむじ風、ここにあります』
- 鯨井可菜子『タンジブル』
- 堀合昇平『提案前夜』
- 笹井宏之『八月のフルート奏者』
- 天道なお『NR』
- 斉藤真伸『クラウン伍長』
- 陣崎草子『春戦争』
- 田中ましろ『かたすみさがし』
- 岸原さや『声、あるいは音のような』
- 五島諭『緑の祠』
- 望月裕二郎『あそこ』
- 嶋田さくらこ『やさしいぴあの』
第二期
- 藤本玲未『オーロラのお針子』
- 田丸まひる『硝子のボレット』
- 中畑智江『同じ白さで雪は降りくる』
- 岡野大嗣『サイレンと犀』
- 浅羽佐和子『いつも空をみて』
- 伊舎堂 仁『トントングラム』
- 竹内亮『タルト・タタンと炭酸水』
- 大西久美子『イーハトーブの数式』
- 法橋ひらく『それはとても速くて永い』
- 土岐友浩『Bootleg』
- 中家菜津子『うずく、まる』
- 堀田季何『惑亂』
第三期
- 井上法子『永遠でないほうの火』
- 虫武一俊『羽虫群』
- 鈴木晴香『夜にあやまってくれ』
- 中山俊一『水銀飛行』
- 杉谷麻衣『青を泳ぐ。』
- 蒼井杏『瀬戸際レモン』
- 原田彩加『黄色いボート』
- しんくわ『しんくわ』
- 佐藤涼子『Midnight Sun』
- 鈴木美紀子『風のアンダースタディ』
- 尼崎武『新しい猫背の星』
- 國森晴野『いちまいの羊歯』
第四期
- 初谷むい『花は泡、そこにいたって会いたいよ』
- ユキノ進『冒険者たち』
- 千原こはぎ『ちるとしふと』
- 九螺ささら『ゆめのほとり鳥』
- 西村曜『コンビニに生まれかわってしまっても』
- 惟任將彥『灰色の図書館』
- 五十子尚夏『The Moon Also Rises』
- 二三川練『惑星ジンタ』
- 小野田光『蝶は地下鉄をぬけて』
- 寺井奈緒美『アーのようなカー』
- 戸田響子『煮汁』
- 小坂井大輔『平和園に帰ろうよ』
第五期
- 笹川諒『水の聖歌隊』
- 久石ソナ『サウンドスケープに飛び乗って』
- 手塚美楽『ロマンチック・ラブ・イデオロギー』
- 伊豆みつ『鍵盤のことば』
- 藤宮若菜『まばたきで消えていく』
- 奥村知世『工場』
- 木下侑介『君が走っていったんだろう』
- 上篠翔『エモーショナルきりん大全』
- 櫻井朋子『ねむりたりない』
- 水野葵以『ショート・ショート・ヘアー』
- 上坂あゆ美『老人ホームで死ぬほどモテたい』
- toron*『イマジナシオン』
(四択クイズの選択肢の補足)
A. 現代歌人シリーズは実績ある歌人の歌集を刊行、C. ユニヴェールはフランス語で「宇宙」を意味し、短歌の広大な宇宙を展開するレーベル、D. 現代短歌クラシックスは絶版や手に入れることが難しくなった歌集を復刊して届けるレーベル。

