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人生の歌 #168
〈とりあへず洗濯をせむもやもやと死の一日分がわれに近づく〉(万造寺ようこ『そよぐ雀榕』) -
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人生の歌 #167
〈同じ日の繰りかへしにはあらざれど昨日のつづきの今日のはじまる〉(宮英子『青銀色』) -
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人生の歌 #166
〈しあはせとふしあはせとを押し分くる痒みのやうなスイッチがあり〉(木ノ下葉子『陸離たる空』) -
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人生の歌 #165
〈こころにも手や足がありねむるまえしずかに屈伸運動をする〉(笹井宏之『てんとろり』) -
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人生の歌 #164
〈たましひの自由とこころの不自由を比べて秋の雲を見てゐる〉(木畑紀子『歌あかり』) -
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人生の歌 #163
〈一生は長き風葬 夕光を曳きてあかるき樹下帰りきぬ〉(菅原百合絵『たましひの薄衣』) -
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人生の歌 #162
〈「なんや、これ」のこれおもしろく生き来しがこのたびのこれ少し置いとく〉(小谷陽子『ねむりの果て』) -
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人生の歌 #161
〈脱出のかなはぬわれは街のまなかと思ふ部屋にて椅子を廻せり〉(稲葉京子『秋の琴』) -
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人生の歌 #160
〈孤独という壺を互みに抱えつつスイッチバックの列車に揺るる〉(梅内美華子『若月祭』) -
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人生の歌 #159
〈壜の塩卓上にあり家族らが生きた分だけさらさらと減る〉(前田康子『黄あやめの頃』) -
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人生の歌 #158
〈幸せのハードルが低い僕たちは晴れの予報で小躍りをする〉(水町春『微炭酸短歌』) -
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人生の歌 #157
〈崩れたる本が網戸を破りたり硝子を割らなくてよかつた〉(真中朋久『重力』)