問題 – Question
三島由紀夫が序文を書いたことでも知られる、春日井建の第一歌集は何?
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歌集名にはある色が入ります。
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解答 – Answer
『未青年』
解説
『未青年』は1960年に出版された春日井建の第一歌集です。17歳から20歳までの作品350首が収録されています。三島由紀夫はこの歌集の序文を書き、「現代はいろんな点で新古今集の時代に似てをり、われわれは一人の若い定家を持つたのである」と激賞しました。
代表歌
大空の斬首ののちの静もりか没ちし日輪がのこすむらさき
童貞のするどき指に房もげば葡萄のみどりしたたるばかり
火祭りの輪を抜けきたる青年は霊を吐きしか死顔をもてり
火の剣のごとき夕陽に跳躍の青年一瞬血ぬられて跳ぶ
両の眼に針射して魚を放ちやるきみを受刑に送るかたみに