問題 – Question
赤い色を帯びて輝く意から「肌」「日」「朝」「昼」などに掛かる枕詞は何?
A. あかねさし
B. あからひく
C. あきつしま
D. あらたまの
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解答 – Answer
B. あからひく
解説
あからひく(赤ら引く)は、赤みを帯びた美しい肌の意から「肌」に、また夜が明けていく意から「日」「朝」「昼」などに掛かる枕詞です。
「あからひく」を詠んだ歌
… ぬばたまの夜はすがらに赤らひく日も暮るるまで嘆けども… (大伴坂上郎女『万葉集』巻四・六一九)
赤らひく膚には触れず寝ぬるとも心を異しくわが思はなくに (『万葉集』巻十一・二三九九)