問題 – Question
次の歌の【 ① 】に入る言葉は何?
〈池の辺の木立を出でし翡翠の過ぎて消えたり【 ① 】のごとく〉 (来嶋靖生)
A. 陽光
B. 疾風
C. 午睡
D. 飛礫
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次の歌の【 ① 】に入る言葉は何?
〈池の辺の木立を出でし翡翠の過ぎて消えたり【 ① 】のごとく〉 (来嶋靖生)
A. 陽光
B. 疾風
C. 午睡
D. 飛礫
D. 飛礫
池の辺の木立を出でし翡翠の過ぎて消えたり飛礫のごとく
掲出歌は、来嶋靖生の第十一歌集『掌』の連作「理不尽」に収められた一首です。
翡翠は鮮やかな水色の体と長いくちばしが特徴で、青い宝石とも称される水辺の鳥です。その翡翠が木立から出てきてあっという間に姿を消した様子を「飛礫のごとく」と表現しました。
「飛礫」と表現されることで、翡翠が描いた軌道と時間的経過が手に取るように伝わってきます。