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tankalife
短歌に興味を持ち始めて10年ほどになります。短歌の世界は実に魅力的です。短歌の奥深さをもっともっと知って発信していきたいです。

短歌クイズ Q.90

短歌クイズ
問題 – Question

〈枉げられている意志ひと日持ち重りいま上り帰る螺旋階段〉という巻頭歌で始まる、石田比呂志の第一歌集は何?

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解答 – Answer

 『無用の歌』

解説

『無用の歌』は1965年(昭和40年)に出版された、石田比呂志の第一歌集です。

石田比呂志の短歌は、まさに生活、労働、人生に直結した歌にあふれています。職業を転々とし、生活は決して豊かとはいえない中、貧しさを嘆く歌も多く見られます。

対象物をどこか冷めた視点で冷静にその本質を見つめているのも、時代背景、本人の生活環境と無縁ではないでしょう。物が静かに詠まれることで滲み出てくる微妙な感情を、歌の数々から感じずにはいられません。

『無用の歌』から五首

〈職業に貴賤あらず〉と嘘を言うな耐え苦しみて吾は働く

わが影の頭の部分ひとが踏み踏ませておりぬ心和ぐまで

鳥籠の中の小鳥が時ありて空間に浮く飛びたつさまに

なにするとなき夜更けつつ翅青き扇風機が首振り振りている

屋上にコーヒーカップ回るなりわれの目まいのそと回るなり

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