短歌クイズ Q.69

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短歌クイズ
問題 – Question

次の歌の【 ① 】に入る言葉は何?

〈【 ① 】の出口あらぬ重たきししむらを夜の湯にしづめをり外は雪〉 (高野公彦)

 A. 嘘

 B. 身

 C. 血

 D. 息

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解答 – Answer

 C. 血

解説

血の出口あらぬ重たきししむらを夜の湯にしづめをり外は雪

掲出歌は、高野公彦の第一歌集『汽水の光』の連作「核」に収められた一首です。

血液は身体の中を循環していますが、通常出口はありません。怪我をした場合、手術をする場合などを除いて、血液が体外に出ることはないのです。その当たり前のことを述べながら「血の出口」がないというししむら(からだ)はやはり重たいと感じてしまいます。

冬の雪降る夜に、湯舟に沈めるからだ。それは開放感というよりはむしろ、からだの閉そく感をより一層際立たせているように思います。血の出口がないものをわれわれ人間は抱え続けて生きている、その事実に気づかせてくれる一首です。

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