問題 – Question
奈良県中西部を流れる大和川水系の一級河川で、その名称の音から「明日」に掛かる枕詞にもなっているのは何?
A. 京川
B. 明日川
C. 深川
D. 飛鳥川
答えを表示する
奈良県中西部を流れる大和川水系の一級河川で、その名称の音から「明日」に掛かる枕詞にもなっているのは何?
A. 京川
B. 明日川
C. 深川
D. 飛鳥川
D. 飛鳥川
飛鳥川は、奈良県中西部を流れる一級河川です。「あす」という音を含むことから、「明日」に掛かる枕詞となっています。「明日香川」と表記することもあります。
昔は流れの変化が激しかったので、特に平安時代以降は無常の例えとされることが多くありました。
「飛鳥川」を詠んだ歌
明日香川明日も渡らむ石橋の遠き心は思ほえぬかも(『万葉集』巻十一・二七〇一)
世の中はなにか常なる飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる (『古今和歌集』雑・下)