問題 – Question
赤い色がさして美しく光り輝く意から「日」「昼」「紫」「君」 などに掛かる枕詞は何?
A. あかねさす
B. あしびきの
C. あらたまの
D. あからひく
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赤い色がさして美しく光り輝く意から「日」「昼」「紫」「君」 などに掛かる枕詞は何?
A. あかねさす
B. あしびきの
C. あらたまの
D. あからひく
A. あかねさす
あかねさす(茜さす)は、太陽が茜色に美しく照り映える意から「日」「昼」「紫」「君」「照る」「月」「光」「朝日」などに掛かる枕詞です。
「あかねさす」を詠んだ歌
あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る (額田王『万葉集』巻一・二〇)
あかねさす日の暮れぬればすべを無み千遍嘆きて恋つつそ居る (『万葉集』巻一二・二九〇一)
あぢさゐの藍のつゆけき花ありぬぬばたまの夜あかねさす昼 (佐藤佐太郎『帰潮』)
あかねさす君とし逢へばひと抱へのわが言の葉もたちまち萎る (横山未来子『水をひらく手』)
あかねさすムラサキスポーツ脱がされてひととき夕焼け色を纏って (岡本真帆『水上バス浅草行き』)