問題 – Question
『小倉百人一首』の中で、唯一海外で詠まれたとされる第7番の歌は何?
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作者は阿倍仲麻呂(阿倍仲麿)です。
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解答 – Answer
天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも
解説
〈天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも〉は『小倉百人一首』第7番の歌で、『小倉百人一首』の中で唯一海外で詠まれた歌とされています。
作者である阿倍仲麻呂(阿倍仲麿)は遣唐使として唐へ入りましたが、その地で詠んだ歌とされています。
阿倍仲麻呂自身は日本に帰国することなく亡くなりましたが、歌だけが伝えられたといわれています。しかし、この歌は紀貫之による創作との見解も有力であり、確かなことはわかっていません。