問題 – Question
空のむこうに遠く離れている意から、「ひな」「向かふ」などに掛かる枕詞は何?
A. あまざかる
B. あまごろも
C. あきつしま
D. あかねさす
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解答 – Answer
A. あまざかる
解説
あまざかる(天離る)は、空のむこうに遠く離れている意から「ひな」「向かふ」に掛かる枕詞です。「あまさかる」ともされます。
鄙とは、都から遠く離れた所、いなかを意味する言葉です。
「あまざかる」を詠んだ歌
…天離る 夷にはあれど 石走る 淡海の国の 楽浪の… (柿本人麻呂『万葉集』巻一・二九)
天離る夷の長道ゆ恋ひ来れば明石の門より大和島見ゆ (柿本人麻呂『万葉集』巻三・二五五)