問題 – Question
沖にいる水鳥の意から「鴨」に、また沖にいる水鳥「䳑鴨」と同音であるところから地名の「味経」に掛かる枕詞は何?
A. おきつとり
B. おきつなみ
C. おきつもの
D. かみかぜや
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解答 – Answer
A. おきつとり
解説
おきつとり(沖つ鳥)は、沖にいる水鳥の意から「鴨」に、また沖にいる水鳥「䳑鴨」の「あじ」と同音であるところから地名の「味経」に掛かる枕詞です。
「おきつとり」を詠んだ歌
沖つ鳥鴨とふ船の還り来ば也良の崎守早く告げこそ (山上憶良『万葉集』巻十六・三八六六)
…沖つ鳥 味経の原に もののふの 八十伴の緒は 廬して 都なしたり 旅にはあれども(笠朝臣金村『万葉集』巻六・九二八)