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tankalife
短歌に興味を持ち始めて10年ほどになります。短歌の世界は実に魅力的です。短歌の奥深さをもっともっと知って発信していきたいです。

短歌クイズ Q.223

短歌クイズ
問題 – Question

次の歌の【 ① 】に入る言葉は何?

〈うつむいて並。 とつぶやいた男は【 ① 】素顔となった〉 (斉藤斎藤)

 A. 優しい

 B. 哀しい

 C. 激しい

 D. 嬉しい

答えを表示する
解答 – Answer

 C. 激しい

解説

うつむいて並。 とつぶやいた男は激しい素顔となった

掲出歌は、斉藤斎藤の第一歌集『渡辺のわたし』の連作「一神教の都合」に収められた一首です。

「うつむいて並」はファーストフードチェーンで、牛丼か何かの並盛を頼む場面でしょう。

注文し終えた後、その男は素顔に戻ったのですが、その素顔が何と「激しい素顔」だったというのです。

一般的に、素顔とはその字の通り「素」の「顔」であり、その人が本来もつありのままの表情であり、どちらかといえば感情を伴わない顔を指すと思います。

しかしこの歌では、男の素顔は「激しい」ものだったのです。「激しい素顔」とは一体どのような顔なのでしょうか。

「素」の「顔」であるはずの「素顔」が「激しい」ものであったというところに、この男の人生や生活の厳しさが表れているように感じます。外向きにつくっている顔よりも、元々素顔の方があるいは厳しいものなのかもしれません。

並盛を注文し終えた後に「激しい素顔」を見るあたり、特別な場面ではなく、ごくありふれた日常であるところに、より一層男の素顔の激しさが垣間見える一首だと思います。

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