短歌クイズ Q.137

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短歌クイズ
問題 – Question

次の歌の【 ① 】に入る言葉は何?

〈送電線の向うの雲がちぎれたら【 ① 】ではじめよう、また〉 (山田航)

 A. 愉しき笑み

 B. 夢の時間

 C. 適度な距離

 D. 豊かな歌

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解答 – Answer

 C. 適度な距離

解説

送電線の向うの雲がちぎれたら適度な距離ではじめよう、また

掲出歌は、山田航の第一歌集『さよならバグ・チルドレン』の連作「フタリダイアリー」に収められた一首です。

一旦離れる、距離をとる、そしてその後に再びはじめる。その様子が、送電線のむこうに見える雲の動きと重ね合わされています。もう一度はじめるためには、一度離れる必要があります。そして再び「適度な距離」ではじめるのです。

この一連において掲出歌の二首前には〈ブックエンドくらゐの距離をおいたままふたりは日々にゆるされてゐた〉という歌が置かれています。

「適度な距離」というのは「ブックエンドくらゐの」わずかな距離を指しているようにも思います。くっつきすぎず、しかも離れすぎない距離、すなわちブックエンドくらいのわずかな距離を保つことが、お互いにとって心地よい関係を続けるための距離感なのではないでしょうか。

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