短歌クイズ Q.125

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短歌クイズ
問題 – Question

次の歌の【 ① 】に入る言葉は何?

〈暗闇を【 ① 】の河が流れいて病むみどりごとわれをへだつる〉 (伊藤一彦)

 A. 時間

 B. 記憶

 C. 呼吸

 D. 言葉

答えを表示する
解答 – Answer

 D. 言葉

解説

暗闇を言葉の河が流れいて病むみどりごとわれをへだつる

掲出歌は、伊藤一彦の第二歌集『月語抄』の連作「明滅」に収められた一首です。

暗闇に病気の嬰児が眠っている状況でしょうか。

成長した大人と嬰児とを隔てるものはさまざまあるでしょうが、ここでは「言葉の河」が登場します。主体と嬰児がもつ言葉は同じではありません。主体は当たり前のように言葉を扱いますが、嬰児は、一般的にいう「言葉」をまだ使いこなすこともできないでしょう。

そのような言葉に関する非対称性である状況を「言葉の河」と捉えたところに、簡単には埋められない溝のようなものを感じます。

主体はどちらかといえば「病むみどりご」に寄り添いたいのかもしれません。しかし、寄り添おうとするけれども、言葉の河という存在が隔たりを強くしているのです。まして暗闇です。その河の存在はとてつもなく大きく、ちょっとそっとでは越えられない、そんな隔たりを感じさせる一首です。

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