2023年10月– date –
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鑑賞
傘の歌 #20
〈悪くない 置き忘れたらそれきりのビニール傘とぼくの関係〉(松村正直『駅へ』) -
鑑賞
傘の歌 #19
〈なんらかのテストのようでまた傘の角度を前に左に変える〉(虫武一俊『羽虫群』) -
鑑賞
自動販売機の歌 #8
〈灯りたるジュースの自動販売機コイン入れれば枯れ野広がる〉(岡部桂一郎『一点鐘』) -
鑑賞
空白の歌 #7
〈私だけ部下を持たない組織図は北極のような空白がある〉(奥村知世『工場』) -
本の紹介・ダウンロード
『考える短歌 作る手ほどき、読む技術』俵万智
短歌をつくりはじめて、とりあえず五七五七七の三十一音のかたちには整うようにはなったけれど、どうもうまくつくれていないと感じる人もいるのではないでしょうか。 自分がつくった一首を見てみると、読み上げたときに何となくぎくしゃくしているとか、単調な感じがするとか、見所がないような気がするなど、特につくりはじめて間もないころはいろいろと思うところが出てきます。 -
クイズ
短歌クイズ Q.408
多くの雲がたちのぼる意から、「出雲」に掛かる枕詞は何? -
クイズ
短歌クイズ Q.407
次の歌の【 ① 】に入る言葉は何? 〈ゆるやかに父が【 ① 】から老いていくかつてはわれを打ち据えた【 ① 】〉